よく成功するためには何が必要ですか、と聞かれることがある。
成功の基準をどこに置いているのだろうか。
今の自分は生活ができて、自分の仕事が人の役に立っているのならばこの上ない喜びである。
もちろん、若い時は違っていた。
人よりいい生活がしたいとか、好きな時に旅行に行きたいとか、あげればきりがない。
あえて助言するとしたなら、若くして成功するためには自らの天命にしたがって自分の城を持つことである、と言いたい。
起業のすすめである。
自分の城を持つということは、一国一城の主になることであるが並大抵のことでは城は維持できない。
維持できないけれども、困難に打ち勝つチャンスを多く与えられるのも事実である。
すべて自分の責任において問題を解決していくのである。
およそ事業とは次々と押し寄せる困難を解決していくことであるが、この過程で人間性が培われるし、人のためにも尽くすことができる。
結果、富を享受できるのである。
しかし、忘れてはいけないことがひとつある。
それは決して驕り高ぶってはいけないということである。
自分の力でここまできたんだ、自分が一番偉いんだ。
こういうことがその人の言動や振る舞いに現れるようになると加速度的に破滅の道へ向かうのである。
上から目線で人を見下ろしたり、何か自分がこの世の王だと言わんばかりに威張りちらしたり。
常に天を恐れ、謙虚な気持ちで事業に取り組んでこそ自分も会社も成長できると心に刻む必要がある。
まさに人道は謙を好むのである。
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