攻撃は最大の防御なりと言うが、どたん場の会社にとって
重要なのは今日、明日を乗り切ることである。
一日一生の想いでなんとか生き抜かねばならない。
外部からの圧力にも耐えなければならない。
国税、社会保険事務所、一般債権者その他もろもろ。
これでもかというほど督促はやってくる。
逃げて解決しないのが借金の法則。
歯をくいしばってなんとか乗り越えないといけない。
経営者であれば支払の優先順位は頭に入っているであろうが、
気をつけなければいけないのが、内部に対する対処の仕方である。
従業員、家族の生活はどたん場にあって後回しにしてはいけない。
内部崩壊は絶対に避けなければならない。
どうしてもというときには全員集めて会社の状況を正直に話す。
皆が危機意識をもって事に当たれば、普段以上の仕事をしてくれる
可能性は大きい。
守備を固めることが大切である。
また、自分のまわりに複数のアドバイザーを持つこと。
その道の専門家、弁護士、税理士、公認会計士、司法書士、経営コンサルタント
等、できれば40代、50代の働き盛りの人を選ぼう。
私の場合、友人があらゆる分野のスペシャリストで大変助かった。
可能な限り、自分より能力が優れた人に集まってもらった方がいい。
今でも定期的に勉強会を開いている。
無知は罪悪なりというが、知っているのと知らないのでは対処のしかたが
異なってくるものだ。
いろんな人の意見を自分なりに咀嚼して事に望んだほうが良い結果に
繋がる。
なにはともあれ、必ず再生するのだという強い信念、なにものにも負けない
強靭な精神力を身につけよう。
世のため人のために生きる会社、人は必ず救われるようにできているものだ。
投稿者プロフィール
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