およそ業績が下降し始めると経営者は得てしてその原因を社員に求めがちである。
営業成績が悪い、危機感が足りない、ぶら下がりだ等。
が、果たしてそうだろうか。
真の原因は経営トップにあることがほとんどである。
明確な道筋を示すことなく、行き当たりばったりの経営をしていると社員も迷い
に陥りやすい。
また、やる気のでる人事考課、給与システムを取っていないと士気が下がるも
のである。
経験上、逆境時にはこれら基本的なことを一つ一つ検証してみると良い。
企業は人なりと言うが、真に人を生かす経営を行うならば大概の困難は乗り
越えられるものである。
さらに重要なことは、なんのためにこの仕事をするのかということを一人一人に
問うていかなければならない。
企業理念をしっかりと理解し、それを一つ一つの仕事の判断基準とすることで
明確な方向性を示すことが肝要である。
要は経営者次第なのだ。
企業理念を活かす仕組み作り、結果がついてくる仕組み作り、企業存続の道は
そのときそのときの自社の状況に合った仕組みを作っていくことが肝要であり、
海老の如く常に変態していかねばならない。
しっかりと現場を自分の眼で確認しながら、問題点を抽出しこれを解決していく
姿勢を崩してはならない。
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